京都市 京都市京セラ美術館 TEL.075-771-4334
開催期間:2026年2月7日(土)~5月6日(水・祝)
戦後、旧体制を反省する風潮のなかで、伝統文化である日本画への批判の声が高まり、近代日本画を牽引する文化的中心地だった京都において、従来の日本画の枠組みを見つめ直し、革新を模索して前へ進もうとする「前衛日本画」の運動が活発化していった。戦後京都画壇の注目すべき前衛運動として3つの団体を「日本画アヴァンギャルド」と総称して取り上げる。ひとつは、東京と京都の意欲的な日本画家が呼応して既存の画壇から脱却し、1948年に結成された「創造美術」(現在は創画会として存続)。今展では、上村松篁、菊池隆志、向井久万、奥村厚一、秋野不矩、沢宏靱、広田多津ら京都側の創立委員を紹介。次に、1949年、京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)日本画科の卒業生が中心となって発足した「パンリアル美術協会」(2020年解散)。社会の現実を反映させながら、抽象表現や先端的な西洋美術を取り入れて「リアリズム」の日本画をめざした。創立会員の三上誠、山崎隆、星野眞吾、不動茂弥、大野秀隆(俶嵩)、下村良之介らの作品を展示。最後に、1959年に結成された「ケラ美術協会」(1964年解散)。日本画の顔料だけでなく、油絵具やエナメル塗料、ビニール塗料、墨汁、ペンキ、さらには漆、蝋、石膏、布、ゴム、泥、ムシロ、石なども画材とした。岩田重義、楠田信吾、久保田壱重郎、榊健、野村久之などを紹介する。
テート美術館—YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート
2026年6月3日(水)〜9月6日(日)
