プラカードのために

大阪市 国立国際美術館 TEL.06-6447-4680

開催期間:2025年11月1日(土)~2026年2月15日(日)

九州の美術家・田部光子(1933〜2024)の、「たった一枚のプラカードの誕生によって」社会を変える可能性を語った「プラカードの為に」(1961年)という文章をタイトルに掲げたグループ展。物故作家の田部に加え、近年特に注目すべき活動を行ってきた6名の作家:牛島智子(1958〜)、志賀理江子(1980〜)、金川晋吾(1981〜)、谷澤紗和子(1982〜)、飯山由貴(1988〜)、笹岡由梨子(1988〜)による、映像、インスタレーション、写真、絵画、立体などを展観。既存の価値観や制度、社会構造に問いを投げかけ、声なき声をすくいとると同時に、生きることと表現がどう結びつくのかを考えさせる作品群を紹介する。