屏風 黄金の調度

京都市 相国寺承天閣美術館 TEL.075-241-0423

開催期間:2025年10月19日(日)~2026年3月8日(日)

相国寺の江戸時代から近代にかけての什物目録には「金屏風」が複数記されており、実際にさまざまな金屏風が伝えられている。中には、後水尾院やゆかりの宮家寄進の金屏風などもあり、単に風除けや仕切りに用いるための実用品という枠を越えて、寺宝として大切に扱われてきた。今展では、江戸時代の相国寺伽藍を彩った華やかな作品をその由緒とあわせて展観。さらに、床の間脇の棚に設けられた小さな収納空間を仕切る小襖のうち、慈照院の東山天皇より拝領した御殿の小襖などを初公開する。