ライシテからみるフランス美術—信仰の光と理性の光

宇都宮市 宇都宮美術館 TEL.028-643-0100

開催期間:2025年10月12日(日)~12月21日(日)

「ライシテ」とはフランスの歴史と結びついた独特の政教分離のあり方で、国家は宗教から自律した考え方のもとで運営され、宗教的に中立な立場を取る。市民は公的な場では宗教的な振る舞いを抑制することが求められるが、個人としていかなる宗教を信じることも信じないことも自由であることが保障される。今展では、フランス革命から20世紀半ばへといたる時代に焦点を当て、国内美術館所蔵の有名作家の優れた作品に加え、その魅力がまだ十分に知られていない作家たちの印象的な作品も含め、それを生み出した信仰や社会の変化に沿って紹介する。