美の殿堂への招待東京藝術大学大学美術館名品展

東京藝術大学は、その前身である1887年に設立された東京美術学校の時代から美術教育のための優れた美術品の収集に力を注いでおり、現在の収蔵品は古美術から現代美術までおよそ3万件に及んでいる。1999年には、そのコレクションを学外の人々にも紹介するため東京藝術大学大学美術館を開設し、数多くの展覧会を開催。収集活動が続けられている。今展では、その膨大なコレクションの中から近代美術に焦点を絞り、「1. 近代美術の幕開け」「2. ロマン主義のなかで」「3. 自画像—画家たちの青春」「4. モダニスムを超えて」の4章構成で、日本画、洋画、彫刻、工芸など各分野からあわせて120点を紹介する。