幕末土佐の天才絵師 絵金

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600

開催期間:2025年9月10日(水)~11月3日(月・祝)

謎の天才絵師とも呼ばれる土佐の絵師・金蔵(1812〜76)は、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風などを残し、「絵金(えきん)さん」の愛称で、地元高知で長年親しまれてきている。その屏風絵や絵馬提灯は、今も変わらず夏祭りの数日間、高知各所の神社や商店街の軒下に飾られている。今展では、絵金の基準作・最高傑作として名高い、香南市赤岡町の4つの地区が所蔵(絵金蔵所管)する芝居屏風絵を展観。参道をまたぐ山門型の絵馬台や5点の屏風を飾るための大型の「手長足長絵馬台」を展示室に再現し、さらに、毎年新調されるものであったため、現存するものが非常に少ない絵馬提灯も展示する。高知県外では約半世紀ぶりとなる大規模な展覧会。

あべのハルカス美術館 2023年4月22日(土)〜6月18日(日)(終了)
鳥取県立博物館 2024年11月30日(土)〜2025年1月13日(月・祝)(終了)