京都市 美術館「えき」KYOTO TEL.075-352-1111
開催期間:2025年8月30日(土)~10月6日(日)

江戸時代初めに美濃国(岐阜県)に生まれた円空(1632〜95)は、出家後に像を彫り始めた32歳から亡くなる64歳までの30年余りの間に、日本各地を巡錫しながら12万体の像を掘り残したとされている。現在確認されているだけでも5,400体に上っている。今展では、今も伝え継がれる円空像の中から、関西初公開を多数含む優れた像を厳選して紹介。自らの悟りの境地を追い求めた〈上求菩提(じょうぐぼだい)〉と、晩年の庶民を仏の道に導き救済をめざした〈下化衆生(げけしゅじょう)〉で構成し、円空の信仰と布教の変遷をさまざまな祈りのかたちでたどる。
奥田元宋・小由女美術館(広島) 2025年11月13日(木)〜2026年1月13日(火)
生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫—その魂の召喚— 2025年10月11日(土)〜11月16日(日)