愛と平和の江戸絵画

「愛」と「平和」という2つのテーマから江戸時代（1603〜1867）の絵画を紹介。泰平の世を謳歌する人々や、穏やかな日常を描いた風俗画、親しみをこめて描かれたいきものたち、家族や恋人など愛する人への想いが伝わる作品の数々を展示する。展示作品は、2016年に再発見されて大きな話題を呼んだ伊藤若冲（1716〜1800）の《孔雀鳳凰図》（1755（宝暦5）年頃、重要美術品〉、渡辺崋山（1793〜1841）が虫や魚を緻密に描き、漢詩をともに記した《虫魚帖》（1841（天保2）年、重要文化財）をはじめとする32件。