エコール・ド・パリの画家たちと松本竣介大川美術館リニューアル記念

桐生市 大川美術館 TEL.0277-46-3300

開催期間:2025年4月26日(土)~6月22日(日)

松本竣介(1912〜48)は、太平洋美術研究所(後に学校)に学び、二科会、新人画会、自由美術家協会を中心に作品を発表したが、この間、当時の多くの日本の洋画家たちはヨーロッパの新しい美術思潮に大きな影響を受け、その画業に反映していた。松本竣介もその一人で、とりわけエコール・ド・パリの画家たちに強い関心を寄せ、なかでもアメデオ・モディリアーニ(1884〜1920)に惹かれていたという。今展では、アメデオ・モディリアーニ《少女の肖像(ジャンヌ・ユゲット)》(1918年、アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)を起点に、大川美術館コレクションのエコール・ド・パリ周辺の画家たちと松本竣介の作品を展観。また、松本竣介が集めたエコール・ド・パリ関連の蔵書やスクラップブックもあわせて紹介する。