国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図—光琳・応挙・其一をめぐる3章—

港区 根津美術館 TEL.03-3400-2536

開催期間:2025年4月12日(土)~5月11日(日)

現在根津美術館が所蔵する国宝・重要文化財100件のうち、日本近世の絵画は、尾形光琳(1658〜1716)の国宝《燕子花図屏風》(江戸時代・18世紀)と、重要文化財の円山応挙(1733〜95)《藤花図屏風》(江戸時代1776(安永5)年)、鈴木其一(1766〜1858)《夏秋渓流図屏風》(江戸時代・19世紀)の2件のあわせて3件で、いずれも6曲1双の金屏風。今展は3件の屏風を中心に据えた3章構成とし、各々の真価を際立たせる、あるいはその魅力をさらに高める作品ととりあわせて展示する。「女面(おんなめん)の魅力—能「杜若(かきつばた)」に寄せて—」「若葉どきの茶」を同時開催。