大阪市 大阪中之島美術館 TEL.06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
開催期間:2025年3月29日(土)~6月1日(日)

京都生まれの日本画家・上村松園(1875〜1949)は、わずか12歳で京都府画学校に入学し、鈴木松年(1848〜1918)に師事。第3回内国勧業博覧会で15歳にして褒状を得るなど若くして頭角を現し、幸野楳嶺(1844〜95)、竹内栖鳳(1864〜1942)にも学び、文部省美術展覧会開設以降は主に官展で活躍した。一貫して理想の女性像を追求し、近代日本を代表する画家としての地位を築き、1948年、女性では初めての文化勲章を受章。今展は、2点の重要文化財《序の舞》(1934年、東京芸術大学蔵)、《母子》(1934年、東京国立近代美術館蔵)をはじめ、初期から絶筆にいたる画業をたどる作品100余件に、下絵・素描約40点を展示する、大阪の美術館で初、そして大阪だけで開催する大回顧展。会期中、展示替えあり。【出品リスト】
日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ! 2025年6月21日(土)〜8月31日(日)