夢を追いかけた“前衛”の鼓動足利市立美術館所蔵・浅川コレクション

碧南市 碧南市藤井達吉現代美術館 TEL.0566-48-6602

開催期間:2025年1月4日(土)~2月24日(月・振休)

現代美術ギャラリーの草分けの一つである南画廊(1956〜79)に開業から12年あまり勤め、その後自身が設立した画廊春秋(1968〜2003)を35年にわたって経営した浅川邦夫(1932〜)がその間に形成した700点におよぶコレクションは、2019年に足立市立美術館に寄贈され、現在では900点を超えている。今展では、その膨大なコレクションの中から“前衛”と呼ばれた時代(1960年代〜1970年代初頭)に焦点をあて、小野忠弘・桜井孝身・工藤哲巳の抽象画、中西夏之・菊畑茂久馬・三木富雄のオブジェ、細江英公や羽永光利の写真、ゾンネンシュターンの個性的な色鉛筆画やラウシェンバーグのコラージュなど厳選した国内外の作品群を紹介する。