豊田市 豊田市民芸館 TEL.0565-45-4158
開催期間:2025年1月11日(土)~4月6日(日)
「民窯(みんよう)」とは、生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指す。日本民藝館の創設者・柳宗悦(1889~1961)は「普段使い」「下手物」といわれるものの美しさを具体的に示すために、皿や碗などの食の器を取り上げて紹介。また、柳家の食卓では、民藝運動を共に牽引した盟友・河井寬次郎(1890〜1966)や濱田庄司(1894〜1978)による器が使われていた。今展では、愛知県の瀬戸焼をはじめとする全国の民窯のやきもの、河井や濱田による食の器や日本民藝館展の入選作品を中心とした現代の器まで、豊田市民芸館が所蔵する食にまつわるやきもの約200点を紹介する。