仙境 南画の聖地、ここにあり世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年記念

和歌山市 和歌山県立近代美術館 TEL.073-436-8690 /  田辺市 田辺市立美術館 TEL.0739-24-3770 /  田辺市 熊野古道なかへち美術館 TEL. 0739-65-0390

開催期間:2024年10月5日(土)~11月24日(日)

南画とは、中国絵画に影響を受けて江戸時代に成立した主に山水や花鳥を描く絵画。山と水に恵まれた和歌山は、しばしば中国古典に登場する「仙境」と重ねられ、江戸時代から文人たちの詩や絵画の主題となり、近代においても多くの南画家が和歌山をめぐって作品を描いている。和歌山県内の3会場で同時開催する今展では、とくに和歌山および京都・大阪を中心とする関西に注目して、近代日本において南画と向き合った画家による優品の数々を紹介する。