藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳—パリを愛し、パリに魅了された画家たち開館15周年記念　山王美術館コレクションでつづる

開館15周年を迎える山王美術館で、開館記念展と同タイトルを掲げた展覧会を開催。当時より同館の主要作家である藤田嗣治（1886〜1968）、佐伯祐三（1898〜1928）、荻須高徳（1901〜86）の新たに加わった作品を含む、全てコレクションによる展観。3作家は、時期は異なるがともに東京美術学校（現・東京藝術大学）を卒業後パリに渡り、パリを中心に活動し、独自の画風を築き上げた。展示作品は、藤田31点のうち9点、佐伯24点のうち4点、荻須28点のうち3点が初展示となる。