法然と極楽浄土

京都市 京都国立博物館 TEL.075-525-2473(テレホンサービス)

開催期間:2024年10月8日(火)~12月1日(日)

度重なる内乱や災害・疫病によって世は乱れ、人々が疲弊していた平安時代末期の1175(承安5)年、法然(法然房源空、ほうねんぼうげんくう、1133~1212)が、南無阿弥陀仏と称えることによって誰もが等しく救われ、極楽浄土に往生できると説いて浄土宗を開いた。浄土宗開創850年を機に開く今展では、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸流派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げ、現在にいたる浄土宗の歴史をたどる。とくに法然がその生涯の多くを過ごし、本山など関連寺院が集中する京都会場では、巡回3会場中最多数の作品・資料を出品する。

東京国立博物館 2024年4月16日(火)〜6月9日(日)(終了)
九州国立博物館 2025年10月7日(火)〜11月30日(日)