明治の七宝—The Golden Age of Cloisonnè

京都市 清水三年坂美術館 TEL.075-532-4270

開催期間:2024年9月11日(水)~12月1日(日)

日本の近代七宝は江戸末期に尾張の梶常吉(かじ・つねきち、1803〜83)が有線七宝の技法を解明したことに始まり、明治になると輸出品として期待され、博覧会の時代に出品を重ねるごとに生産技術が円熟。今展では、黄金時代を迎えた明治中期から後期にかけての優品を紹介。京都並河のコレクションをはじめ、涛川惣助、林古伝治他、同時代の工房で生み出された名品とあわせて、江戸時代に刀装具を彩った平田派の七宝の数々を展観する。