日光市 小杉放菴記念日光美術館 TEL.0288-50-1200
開催期間:2023年12月2日(土)~2024年1月28日(日)
水戸藩士の家に生まれた五百城文哉(いおき・ぶんさい、1863〜1906)は、高橋由一に洋画を学び、洋画黎明期に活動した。1892年から日光に住み、高山植物を中心とする植物画や、日本の風景・風俗を描いた水彩画の「土産絵」などを制作。1893年シカゴ万博には《日光東照宮陽明門》を出品している。また、若き日の小杉放菴(1881〜1963)に絵を教え、放菴は師をずっと大切に思っていたという。今展では、小杉放菴記念日光美術館が開館以来収集してきた五百城の作品や資料を、弟子である放菴や、同時代に土産絵を描いていた画家たちの作品とともに展観し、日光で育まれた師弟の芸術を紹介する。
線—表現の究極— 2024年2月10日(土)〜4月7日(日)