千代田区 東京国立近代美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2023年10月6日(金)~12月3日(日)
国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903〜75)が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の3つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方の形成に大きな影響を与えた。生誕120年を記念し、巡回する3館が協力して開催するこの大回顧展では、棟方と各地域の関わりを軸に、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考。絵葉書から公共の建築空間の大壁画、本の装幀や挿絵、包装紙などの商業デザイン、映画・テレビ・ラジオ出演まで、「板画(はんが、自作木版画の呼称)」「倭画(やまとが、自作肉筆画の呼称)」「油画(あぶらが)」といった領域を横断しながら行った棟方の多岐にわたる活動を紹介し、「世界のムナカタ」が社会現象になるまでの道程—メイキング・オブ・ムナカタ—をたどる。
富山県美術館 2023年3月18日(土)〜5月21日(日)(終了)
青森県立美術館 2023年7月29日(土)〜9月24日(日)(終了)
中平卓馬 火—氾濫 2024年2月6日(火)〜4月7日(日)