ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

中央区 アーティゾン美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2023年9月9日(土)~11月19日(日)

アーティゾン美術館は、石橋財団コレクションと現代美術家の共演「ジャム・セッション」を毎年1回の予定で開催。このシリーズ第4回に、日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描く作風で知られ、絵画、立体、漫画、インスタレーションなど多岐にわたる表現方法を駆使する画家の山口晃(1969〜)を迎える。「写実絵画やアカデミズム絵画の歴史を持たぬ日本に移入された西欧の〈近代絵画〉とはなんであろう」と語る山口がジャム・セッションの対象として選んだのは、雪舟《四季山水図》とセザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》。私たちの視覚認知機能を意識させる追体験的なインスタレーション群を展開するほか、近年の話題作の原画も初公開する。