大竹伸朗展

富山市 富山県美術館 TEL.076-431-2711

開催期間:2023年8月5日(土)~9月18日(月・祝)

1982年の初個展以来、1988年以降は愛媛県宇和島市を拠点におびただしい数の創作活動を続けている大竹伸朗(1955〜)の、「全景 1955—2006」展(2006年、東京都現代美術館)以来、16年ぶりとなる大回顧展。5年に1度ドイツ・カッセルで開催される世界最大級の国際展ドクメンタへ、2012年に唯一の日本人として参加し発表した《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012年)をはじめ、最初期の作品から初公開となる最新作《残景 0》(2022年)、71冊におよぶスクラップブックなど、半世紀近くの間に制作された約500点を、時代順にこだわらず、7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」に基づいた会場構成で展示。最終会場となる富山展では、最新作《スクラップブック#72》と、それを元にした大規模な作品《透過性記憶層》を初公開する。

東京国立近代美術館 2022年11月1日(火)〜2023年2月5日(日)(終了)
愛媛県美術館 2023年5月3日(水・祝)〜7月2日(日)(終了)