セザンヌ近代絵画の父になるまで

足柄下郡箱根町 ポーラ美術館 TEL.0460-84-2111

開催期間:2015年4月4日(土)~9月27日(日)

ポール・セザンヌ《砂糖壺、梨とテーブルクロス》 1893-1894年 ポーラ美術館蔵

ポール・セザンヌ(1839〜1906)の画業の重要な時代を網羅するポーラ美術館の日本最多のセザンヌ・コレクション9点に加え、国立西洋美術館、東京国立近代美術館、ブリヂストン美術館をはじめとする国内の美術館などより12点のセザンヌ作品(一部は期間限定展示)を集め、その生涯をたどる。初期のセザンヌが影響を受けたクールベやマネ、印象派へと導き影響を与え合ったピサロ、友人だったルノワールやモネ、セザンヌの影響を受けたピカソ、ブラック、マティスらの作品を共に展観。多視点を導入したセザンヌの静物画の構図の秘密を解き明かす動画も作成した。
コレクション展示の一角では、展示方法や鑑賞ツールにより新しい作品の見方を紹介するプロジェクト「じっくり/JIKKURI」の第4弾として、クロード・モネ《バラ色のボート》を題材に、音をテーマとした「04 きいて みる」を実施している。