陽咸ニ展混ざりあうカタチ

宇都宮市 宇都宮美術館 TEL.028-643-0100

開催期間:2023年2月19日(日)~4月16日(日)

大正から昭和初期にかけて活躍した彫刻家・陽咸ニ(よう・かんじ、1898〜1935)の全貌を明らかにするはじめての大回顧展。1915年に彫刻家・小倉右一郎(おぐら・ういちろう、1881〜1962)に師事し、帝展などに出品を重ね、1927年から参加した彫刻団体「構造社」では主要メンバーとして活動した。1935年6月には帝展無鑑査となるも、同年9月、38歳で逝去。今展では、絵画、版画、工芸などもあわせて、陽咸ニの独特な芸術世界を5つのキーワード「きわだつ」「であう」「つなげる」「つどう」「ひろがる」を手がかりに紹介する。宇都宮美術館開館25周年記念「二つの教会をめぐる石の物語」を同時開催。