三井の文化と歴史三井文庫開設50周年　三井記念美術館開館10周年記念特別展Ⅰ

江戸時代に金融業や呉服商で成功し、元祖とされる三井高利（たかとし、1622〜1694）以来、三井家では記録を後世に伝えることを重視してきたという。明治36年（1903）には三井家編纂室を設置、大正7年（1918）に三井文庫と改称して史料収集と家史編纂に取り組んでいたが、終戦後の財閥解体で活動休止。昭和40年（1965）に財団法人三井文庫として再発足してから50周年を迎えるのを記念する展観。
〈前期〉茶の湯の名品　2015年4月11日(土)〜5月6日(水)
〈後期〉日本屈指の経営史料が語る 三井の350年　2015年5月14日(木)〜6月10日(水)
350年の歴史をヴィジュアルに物語る書籍「史料が語る　三井の歩み　—越後屋から三井財閥—」（発行：三井文庫、発売：吉川弘文館）も刊行された。