京都・智積院の名宝

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600

開催期間:2022年11月30日(水)~2023年1月22日(日)

京都・東山に建つ智積院は、真言宗智山派の総本山として、全国に末寺約3,000を擁している。もともとこの地には、豊臣秀吉の夭折した息子・鶴松(棄丸)の菩提を弔うために建てられた祥雲禅寺があり、長谷川等伯(1539〜1610)と息子・久蔵(1568〜93)が描いた金碧障壁画群があったが、智積院による手厚い保護を受けて国宝として守り伝えられている。今展では、国宝《楓図》《桜図》《松に黄蜀葵図》《松に秋草図》《雪松図》を初めて寺外で同時公開するのをはじめ、智積院に伝わる仏教美術の名品や、東アジア・中国美術から日本近世絵画の名品まで、多彩な寺宝を一堂に公開する。