池田市 逸翁美術館 TEL.072-751-3865
開催期間:2022年1月15日(土)~3月13日(日)
佗茶を大成した千利休(1522〜1591)を祖とする千家は、後に表千家、裏千家、武者小路千家の三家に分家し、現代へと利休の茶の湯を継承している。この千家の茶の湯を支えるのが、十人の職方、通称・千家十職と呼ばれる職人の集団。土風炉・焼物師の永樂家、釜師の大西家、表具師の奥村家、竹細工・柄杓師の黒田家、指物師の駒澤家、袋師の土田家、金物師の中川家、塗師の中村家、一閑張細工師の飛来家、樂焼・茶碗師の樂家の十家それぞれの家が、代々の当主により伝統や技術を守り伝え、千家の茶の湯の道具を製作してきた。今展では、三千家にまつわる作品と、十職の手になる道具類を展示する。