国立工芸館石川移転開館記念展Ⅲ 近代工芸と茶の湯のうつわ—四季のしつらい—

茶の湯の発展とともに、さまざまな素材を用いてつくられてきた茶碗・水指・茶器・花入などの“茶の湯のうつわ”は、つねに時代を映す鏡のように、新たな考えや造形を見せている。今展では、個としての想いを造形や意匠に表している工芸作家の「作品＝茶の湯のうつわ＝表現のうつわ」と、使い手からの「見立てのうつわ」あわせて約200点を、四季の取り合わせの中で紹介。時代によって移りゆく、茶の湯に対する作家の思考や茶の湯の造形について探る。オンラインによる事前予約を推奨。