奈良 中宮寺の国宝

太宰府市 九州国立博物館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年1月26日(火)~3月21日(日)

奈良・斑鳩の法隆寺の東に位置する中宮寺は、約1400年前(飛鳥時代)に聖徳太子が亡くなった母の住まいを寺院にしたと伝えられ、室町時代には宮家の王女を迎える尼門跡(あまもんぜき)寺院となった。現在の本堂は、1968年に高松宮妃喜久子殿下の御発願により建立されたが、築後約50年以上経ち、現在改修が行われている。今展では、本尊の国宝《菩薩半跏思惟像》(飛鳥時代)を九州で初公開するのにあわせ、ガンダーラ、中国、朝鮮半島、日本の半跏思惟像を一堂に展示し、半跏思惟像とは何の像であったかの謎に迫る。また、中宮寺の国宝《天寿国繍帳》など、歴代の門跡、尼僧らによって守り伝えられてきた寺宝の数々を展示する。

宮城県美術館 2020年11月12日(木)〜2021年1月12日(火)(終了)