複製芸術家 小村雪岱〜装幀と挿絵にみる二つの精華〜

千代田区 千代田区立日比谷図書文化館 TEL.03-3502-3340

開催期間:2021年1月22日(金)~3月23日(火)

告知ポスター 2020年(デザイン:白井敬尚)

東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科選科で下村観山教室に学んだ小村雪岱(1887〜1940)は、1914年、泉鏡花(1873〜1939)の書き下ろし小説単行本『日本橋』で装幀家としてデビュー。画号「雪岱」も鏡花に授けられ、鏡花本のほとんどの装幀をまかされた。装幀のほか、新聞や雑誌の挿絵画家としても活躍。さらに舞台装置も数多く手がけた。今展では、印刷物を通した複製芸術家としての雪岱の世界を、当時の雑誌や新聞により紹介する。