大観と春草—東京画壇上洛—

京都市 福田美術館 TEL.075-863-0606

開催期間:2020年8月1日(土)~10月11日(日)

東京美術学校の設立に貢献した岡倉天心(1863〜1913)の門下で、1898年の日本美術院創設に加わった横山大観(1868〜1958)と菱田春草(1874〜1911)は、西洋画や琳派などの古美術研究に励み、新しい日本画の表現を確立していった。東京画壇を代表する大観の《霊峰不二》(1934年)をはじめとする作品約30点と春草の作品約20点に加え、下村観山(1873〜1930)、川合玉堂(1873〜1957)ら日本美術院の画家などの作品も展示する。