ART in LIFE, LIFE and BEAUTYリニューアル・オープン記念展Ⅰ

サントリー美術館は、六本木移転後初めての長期改修工事により耐震強化や照明の変更などを行い、リニューアル・オープン。記念展の第1弾は、館の基本理念「生活の中の美（ART in LIFE）」に立ち返り、生活を彩ってきた華やかな化粧道具や髪飾り、最新のファッションやヘアスタイルを描いた美人画や色鮮やかな小袖と打掛、武将たちのハレの装いである甲冑武具、年中行事や宴を描いた絵画やそこに描かれた調度や器、異国趣味の意匠を施した品々などを展示。新たな試みとして現代作家の山口晃（1969〜）、漆芸作家の若宮隆志（1964〜）が率いる職人集団「彦十蒔絵」、日本画家・山本太郎（1974〜）、鎧兜を着た人物をモチーフに立体作品や絵画を制作する野口哲哉（1980〜）の作品をコレクションとクロスさせて展示する。