いちからわかる円山応挙と長沢芦雪

京都市 嵯峨嵐山文華館 TEL.075-882-1111

開催期間:2020年5月23日(土)~7月13日(月)(会期変更)

円山応挙(1733〜1795)は、現在の京都府亀岡市で生まれ、狩野派の流れをくむ鶴澤派の画家・石田幽汀(1721〜1786)に狩野派の基礎を学んだ後、「写生」を重視した絵画に取り組み、さらに現実には存在しない龍や、見たことのない中国の風景や人物を描くことに挑戦し、人気を博して円山四条派の祖となった。応挙の弟子・長沢芦雪(1754〜1799)は、応挙とは異なる独自の作風を追求し、ユニークな作品を多数残している。二人の画風の変化や、同じ題材を描いた作品なども比較して、それぞれの魅力を紹介する。