村岡花子と「赤毛のアン」の世界展—本を道しるべに、少女たちのために—

文京区 弥生美術館 TEL.03-3812-0012

開催期間:2014年7月4日(金)~9月28日(日)

大正9年1月 26歳の村岡花子

「第一部 村岡花子の世界」では、『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子(1893〜1968)の明治・大正・昭和にわたる波乱に満ちた生涯を、花子の孫にあたる村岡美枝、村岡恵理両氏が運営する「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」(東京・大森)所蔵のさまざまな史料により紹介。NHKの連続テレビ小説が人気を博しているが、その原案となった『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を著わした村岡恵理さんは、「ドラマは9割がフィクションですが、多くの人が花子の生涯に関心を抱いてくださったことは嬉しいし、ぜひこの展覧会にも足を運んでいただきたい」と語っている。
「第二部 『赤毛のアンの世界』」では、さまざまな『赤毛のアン』の書籍とそのイラストレーションを一挙に公開しており、同書のファンも必見の展観。