田中一村展

守山市 佐川美術館 TEL.077-585-7800

開催期間:2018年7月14日(土)~9月17日(月・祝)

日本画家・田中一村(1908~77)は、幼少期より南画を描き、東京美術学校(現・東京藝術大学)を2ヶ月余りで中退後は、主に独学で制作を続けた。50歳のとき単身で奄美大島に移住。それまで日本画の題材となることのなかった亜熱帯の動植物を描いて、独自の画境を拓いたが、生前それらの作品を発表することはなく、無名のまま生涯を終えた。今展は、幼少期の作品から、新しい画風への模索、奄美時代の作品まで、各時代の代表作を含む150点以上の作品を集める関西では10年ぶりの大回顧展。