2016ふたたび久留米からはじまる。九州洋画久留米市美術館開館記念

1956年、石橋文化センターの中心施設として開館した石橋美術館は、1977年から石橋財団が運営を行なってきたが、今秋より久留米市に引き継ぐことになり、久留米市美術館として新たに開館した。今展では、九州に生まれた、あるいは九州にゆかりのある日本近代洋画の歴史を担ってきた65名の洋画家たちの作品約110点を、九州各県をはじめ国内各地の美術館より一堂に集める。九州各地の風景を描いた作品による「第1章　美しき九州」、各県で最も早く洋画を学んだ画家たちを取りあげる「第2章　トップランナー」、各県ごとに洋画の歴史をたどる「第3章　九州洋画めぐり」、郷里九州で制作を続けた画家を紹介する「第4章　九州人」の4部構成。