黄金のアフガニスタン—守りぬかれたシルクロードの秘宝

台東区 東京国立博物館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年4月12日(火)~6月19日(日)

アフガニスタン国立博物館の館員たちは、1989年、襲撃から収蔵品を守るため、秘かに運び出し、2004年にタリバン政権が崩壊するまで、秘密の場所で守り通した。紀元前2200年頃から紀元2世紀にかけてシルクロードの拠点に栄えた独自の文化を紹介する今展は、2006年のパリを皮切りに世界10ヶ国の主要都市を巡回し、170万人以上の来場者を記録している国際巡回展として、九州国立博物館(2016年1月〜2月)に続いての開催。アフガニスタン北部のティリヤ・テペから出土した黄金の財宝の数々は日本初公開。さらに、流出文化財保護日本委員会が保護、保管してきて今後、アフガニスタンに返還されることが決まっている『アフガニスタン流出文化財』102点のうちの15点が展示される。