顔真卿—王羲之を超えた名筆—

台東区 東京国立博物館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年1月16日(水)~2月24日(日)

王羲之(おうぎし、303〜361)が活躍した東晋時代(317年〜420年)に続いて、虞世南(ぐせいなん)、欧陽詢(おうようじゅん)、褚遂良(ちょすいりょう)ら初唐の三大家が楷書の典型を完成させた。顔真卿(がんしんけい、709〜785)は三大家の伝統を継承しながら、顔法(がんぽう)と称される特異な筆法を創出。後世や日本にも大きな影響を与えている。顔真卿筆《祭姪文稿(さいてつぶんこう)》(758年)、懐素(かいそ、725〜785)筆《自叙帖(じじょじょう)》(777年)(いずれも台北國立故宮博物院蔵)が日本初公開されるのをはじめ、総数177件を展示する。【公式サイト】