新宿区 東京オペラシティ アートギャラリー TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年7月11日(金)~10月2日(木)

難波田龍起(なんばた・たつおき(1905〜97)は、戦前から身近な風景やいにしえの時代への憧れを描くことで画業を始めたが、戦後になると抽象へと大きく制作を進め、日本における抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残した。東京オペラシティ アートギャラリーの収蔵品の寄贈者・寺田小太郎(1927〜2018)が本格的な蒐集活動にのりだし、さらにコレクションを導くコンセプトのひとつである「東洋的抽象」を立てたのも,難波田の作品との出会いがきっかけであり、難波田の作品が寺田コレクションの中心作家となっている。今展では、難波田龍起の生誕120年を機に、東京オペラシティ アートギャラリー収蔵品はもとより、国内の美術館の所蔵品、個人蔵の作品なども交え、その画業の全貌を四半世紀ぶりに紹介する。
柚木沙弥郎 永遠のいま 2025年10月24日(金)〜12月21日(日)