金工の巨匠 香取秀真展伝統をはぐくむ—日本近代工芸の金字塔

松本市 松本市美術館 TEL.0263-39-7400

開催期間:2024年10月12日(土)~12月1日(日)

金工作家・香取秀真(かとり・ほつま、1874〜1954、本名:秀治郎)は、東京美術学校(現・東京藝術大学)鋳金本科を卒業後、高度な伝統的技術を身につけ、東洋や日本の古典に基づきながらも時代感覚を取り入れ、実用を重視した作風で活躍。多くの後進を育てるとともに工芸界全体の発展に尽力した。1944年から約3年間は松本市郊外へ疎開し、戦後も松本市内の寺院の梵鐘を作るなど、松本ゆかりの秀真の作品を一堂に展示する。