遠山記念館のアヴァンギャルドたち—新収品の紹介をかねて—

比企郡川島町 遠山記念館 TEL.049-297-0007

開催期間:2023年4月1日(土)~5月28日(日)

遠山記念館創設者・遠山元一(1890〜1972)の長男、音楽評論家・遠山一行(1922〜2014)が収集したルーチョ・フォンターナ《空間概念 自然》(ブロンズ、1959〜60年)、ジュゼッペ・カポグロッシ《表面 579》(ミクストメディア、1966年)、パブロ・ピカソ《女性頭部》(油彩、1953年)の3作品が、遠山家から寄贈された。その初公開にあわせ、遠山記念館の所蔵品のなかから、古代シリア(紀元前2000年頃)のテラコッタ製人物像、禅宗と茶道関連の書画、「今良寛」と呼ばれた清水比庵(1883〜1975)の書画を展示。東西のアヴァンギャルド対決が注目される。