追悼 野見山暁治 野っ原との契約

練馬区 練馬区立美術館 TEL.03-3577-1821

開催期間:2024年10月6日(日)~12月25日(水)

1971年から練馬区早宮のアトリエ付き住居で暮らした洋画家・野見山暁治(1920〜2023)の回顧展。練馬区立美術館では1985年の開館前から野見山の作品の収集を続けてきた。1996年と2007年には個展を開催。近年では、2021年、2024年に新たに作品を収蔵しコレクションを充実させている。今展では、収蔵後初公開となる作品を含む油彩画、ドローイング、版画に加えて、練馬区のアトリエでの愛用品など、前後期を通じて約80点を展観。前期(〜11月10日(日))では、池袋モンパルナスで過ごした東京美術学校(現・東京藝術大学)時代から、戦後の炭鉱や骸骨といった具象的なイメージを描く時期を経てフランス留学にいたるまで、後期(11月12日(火)〜)では、帰国後、自然や身近な事物をモチーフに独自のイメージを展開させ追究し続けた晩年までの作品を紹介する。