超リアル!琉球王国の華・漆芸 貝摺奉行所展

浦添市 浦添市美術館 TEL.098-879-3219

開催期間:2026年1月23日(金)~3月8日(日)

16世紀から現代までの琉球漆器を通して琉球・沖縄の歴史や文化を紹介する沖縄初の本格的な美術館施設として1990年に開館した浦添市美術館の開館35周年を記念。琉球は、中国の皇帝や日本の将軍、大名などとの外交で漆器を贈っていたが、こうした朝貢品や献上品をはじめ、国内の王宮・首里城、寺院などの建物の装飾、祭祀道具といった御用品の製作は王府の貝摺奉行所(かいずりぶぎょうしょ/ケージブジョージュ)が担っていた。首里城敷地内とその周辺からはヤコウガイなど多数の貝が出土し、螺鈿(青貝)細工に用いた様子がうかがえる。沖縄初公開となる京都・清涼寺に伝来する5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院由来の食籠や、琉球国王が表千家三代・玄白宗旦に贈った青貝香合(表千家不審案所蔵)などを公開。さらに貝摺奉行所製漆器について、18世紀の琉球古文書(天理大学付属天理図書館所蔵)や19世紀の琉球資料(京都大学大学院文学研究科図書館所蔵)といった文献資料とそこに記された漆器の類品の数々を紹介する。