貝の道国立民族学博物館コレクション

三浦郡葉山町 神奈川県立近代美術館 葉山 TEL.046-875-2800

開催期間:2018年6月23日(土)~9月2日(日)

7万年から10万年前の遺跡から貝ビーズが発見されているように、古来、世界各地のさまざまな民族の手によって貝細工という文化が生み出されてきた。今展では、国立民族学博物館(大阪)が所蔵する34万点を超える資料の中から、貝細工約160点を紹介。それぞれの貝細工が生まれた社会背景や生活文化を理解し、貝とヒトとの関係を問い直す。とくに、オセアニア、アフリカ、アジアの広範囲に見られるタカラガイの貝細工に注目し、儀礼用の仮面や社会的権威を表す衣装や装飾品などを展示。世界各地に広がる「貝の道」を辿る。絵画や写真といった平面作品の中に、気配、風、リズムなどさまざまな「動き」の表現と出会う「コレクション展 絵ってとまっているのかな?」を同時開催。