藤田嗣治《舞踏会の前》修復完成披露展「藤田嗣治資料」公開展示

東京藝術大学で修復を進めてきた藤田嗣治の1920年代の代表作《舞踏会の前》（大原美術館蔵）の完成披露展。東京美術学校時代に描かれたと思われる新出の《父の像》（個人蔵）も展示する。また、「藤田嗣治資料」は君代夫人のもとに残された遺品で、2010年に東京藝術大学に一括寄贈されたもの。日記や手稿・書簡、撮影した写真や映像など約6000件に及ぶ。5年にわたる整理に一つの区切りを迎えたことを機に、初めてその全貌を紹介する。