茶湯の人と造形

奈良市 大和文華館 TEL.0742-45-0544

開催期間:2014年11月21日(金)~12月25日(木)

室町時代後期に喫茶における精神性を重んじる侘茶が提唱され、茶湯を志す茶人は、自らの目利きに基づく作品を茶席に取り入れ、さらに自ら新たな作品を考案するようになった。千少庵、古田織部、小堀遠州ら茶人たちの書状、国宝・李迪筆《雪中帰牧図》、重要文化財《佐竹本小大君像》、《小倉色紙》、野々村仁清作《色絵おしどり香合》をはじめ、茶湯と関わりの深い絵画、書蹟、陶磁、漆工などの作品約70件を展示。
千家を再興した宗旦の高弟だった町衆の文人茶人、藤村庸軒が所蔵していた茶道具を借用して特集展示する。