茶の湯以前—中世鎌倉の「茶」—

横浜市 神奈川県立金沢文庫 TEL.045-701-9069

開催期間:2024年7月26日(金)~9月23日(月・振休)

神奈川県立金沢文庫が管理する国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」は、鎌倉時代を生きた人々が贈答し、愛飲した茶、鎌倉仏教、とくに密教儀礼の場で用いられた茶など、中世には多種多様な茶の用途や機能があったことを伝える貴重な史料群となっている。今展では、文書内の書状、私記などと、中国・元時代の陶磁器などにより、「茶の湯」成立以前の茶の歴史と文化の諸相を紹介する。