花鳥との出会い水墨に見るいろどり

泉北郡忠岡町 正木美術館 TEL.0725-21-6000

開催期間:2023年4月1日(土)~7月2日(日)

花鳥画というと華やかなイメージを思い起こすが、その始まりをたどると、14世紀中頃の中国で描かれたモノクロの水墨画作品に行きつく。墨の濃淡によって巧みに表現されたこれらの花鳥画は、禅の思想を反映しながら制作され、日本でも中世水墨画において花開いた。今展では、正木美術館の中世禅林美術コレクションの中から、重要文化財《墨梅図》(絶海中津賛、南北朝時代)をはじめとする花鳥をテーマとしたさまざまな作品を紹介。