群馬NOMOグループの全貌1960年代、「変わったヤツら」の前衛芸術

高崎市 群馬県立近代美術館 TEL.027-346-5560

開催期間:2016年1月16日(土)~3月21日(月・祝)

1960年代、日本各地で同時多発的に興った前衛芸術グループのひとつに位置づけられる「群馬 NOMO(ノモ) グループ」は、1963年1月、金子英彦(1924〜2010)が前橋駅前に構える「やまだや画廊」で開いた前橋在住の5人の若手作家を紹介する展覧会で誕生。「群馬アンデパンダン展」(1965年6月)の開催や、前橋ビル商店街で行なわれたイベント「シャッターに描く15人の画家たち」(1966年)などの活動を展開したが、1969年11月のグループ展を最後に活動は休止された。当時の作品や資料により、集団制作によって芸術と社会との関係を探ったグループの活動の全貌を明らかにする初めての展観。