群馬からみる日本の美戸方庵井上コレクション5つの扉

高崎市 群馬県立近代美術館 TEL.027-346-5560

開催期間:2024年9月21日(土)~11月10日(日)

群馬県の文化振興に広く貢献した高崎市の実業家、井上房一郎(1918〜93、号:戸方庵)は、美術館での公開を念頭に長年作品を収集し、1974年の群馬県立近代美術館開館に際して、国の重要文化財を含む日本・中国の美術作品をまとめて寄贈。「戸方庵井上コレクション」と名づけられ、館の所蔵品の重要な柱の一つとなっている。開館50周年を記念する今展では、南宋から清時代にかけての中国絵画や、日本の室町から桃山時代の水墨画、江戸時代の琳派、狩野派の作品、さらに肉筆浮世絵などといった同コレクションの特色ある作品を、全国からの借用作品とともに「第1章 中国への憧れと学び」「第2章 墨の彩り」「第3章 華やぎの色とかたち」「第4章 画家の眼 対象へのまなざし」「第5章 知の愉しみ 物語、歳時、祈り」の5章に分けて紹介する。