絵画者 中村宏展

浜松市 浜松市美術館 TEL.053-454-6801

開催期間:2015年2月14日(土)~3月29日(日)

1950年代からおよそ60年にわたり、「ルポルタージュ絵画」「観念絵画」「タブロオ機械」といった独自の方法論を展開してきた中村宏(1932〜)は浜松市出身で、題材の原風景が浜松市にあるものも数多くあるという。2012年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)において、戦後日本を代表する作家の一人として紹介されるなど、今なお第一線で活躍している。
今展では、浜松市美術館所蔵作品、東京国立近代美術館ほか日本各地の美術館の所蔵作品、作家蔵の作品から各時代の代表作約60点を集め、大学時代に描いた作品から最新作「消失点」シリーズまでを7章に分けて展示。自らを「絵画者」と名乗る中村の画風の変遷を紹介し、その全貌に迫る。